文章と設問の関係を研究してみた Part 1【本日の記録】
文章と設問って何か関係があるのかな?
設問はある程度聞かれる種類が限られている。そして、問題文の中にそれを解くための手掛かりになる表現も割と決められている感じである。
Part 7 すべてに通用するわけではないが、「こういった傾向がある」ということを知っていると、メリハリのきいた文章の読み方ができるようになり、より早く正確に問題が解けるようになるかも。
★ advice (助言)
命令文の形(~しなさい)で示されることが多い
★ ask ~ to do (頼み)
Please (~ して下さい) や Would you ~ ? (していただけませんか?) といった丁寧な表現で示されることが多い
最初は問題解かずに読んで整理するだけ【本日の記録】
文章が長い問題は、問題を解かずに読んでみようかな…?
長い文章のPart 7 を解くとき、文章を読む前に「うわぁ、文章長い…」といった感じで圧倒されてしまうので、本番の時にのまれてパフォーマンスが落ちてしまう可能性がありそうだ。
幸い TOEIC には文章の展開やシーンにパターンがあるらしい。そして、設問の種類も問われ方も割と決まっているようだ。確かにそういうのはあるのだが、文章が長いと当然ながら時間がかかるし問題を解くのが大変であると感じてしまう。
長い文章に圧倒されないための対策として、まずは問題を解かずにただ単に長い文章を読むところから始めていこうと思う。意図としては
・問題に気を取られず、まずは長い文章に慣れる
・内容をどう整理するのかを決めておく
・雑でいいので段落ごとに要約する練習をする
「要約」と言うと、なにやら難しいことをしなければならないというイメージが強いと思うが、学術のような文章は TOEIC にはないので、そんなに仰々しくやる必要はない。
この段落は求人のことを言ってるみたいだね。ということは、なにか必要なスキルとかが書いてあるはずだから... お…あったあった。〇〇な経験が必要で、△△ は必須なんだね~。
このくらい軽い感じでも十分問題に答えられるようになるので、要約をあまり難しく考えすぎないのもポイントかも。
接続詞の後の省略【本日の記録】
あれ?接続詞の後の文がちょっとヘンだよ?
接続詞の後ろは「S + V」 と続くのが基本的ではあるが、接続詞を含む文がある条件を満たすと、この「S+ V」が省略されることがある。
★ 副詞節であること
★ 主節の主語と同じであること
★ 動詞が be 動詞であること
省略されるときに使われる接続詞は when, while あたりがよく出るかも。 他には if , though, unless 等がある。これらの接続詞の後に 「S + V」がない場合、省略されているのではないかということを推測し、その次に省略されている主語や動詞は何かを主文の中で見つけてそれらを補うというのが鉄則。
★ 例文とプロセス ★
I went to Tokyo when young.
・when の後に S + V がなくて違和感
・もしかして省略されているのでは?
・主文を見ると I が主語になってる。
・あとは be 動詞。人称と時制に気をつけて補ってみると…?
I went to Tokyo when (I was) young.
語順がひっくり返る倒置【本日の記録】
語順がひっくり返るってどういうこと?
倒置は「S + V」 から 「V + S」 に語順がひっくり返ることである
★ so, nor, neither : ~もそうである(ない)
So do I.
Neither did he.
~, neither do it … のように文章で繋がっていることもある
★ 否定語を最初に置くとき (never, seldom, rarely...etc)
Never have I ~.
★ 仮定法で If を省略するとき
Should you have any questions,
If you should have any questions, が元の文
接続詞と前置詞どっちで使われてる?【本日の記録】
この単語は接続詞かな?それとも前置詞?
★ before 【接】S が V する前に /【前】~の前に
★ after 【接】S が V した後に/【前】~の後に
★ until 【接】S が V した後に/【前】~の後に
★ since 【接】S が V するので、S が V して以来 /【前】~以来
カタマリは外見だけじゃダメ?【本日の記録】
複雑な文を読み解くカギは「外見」だけじゃダメなの?
複雑な英語の構造を読み解くカギとして「カタマリを捉える」というのがある。確かに有効な方法ではあるが、もう一歩のところで間違えるというのがたまにあった。
もしかしたら、この方法だけでは足りず「もう一段階踏み込む」ことが必要なのではないかと思った。そこで注目したのが「カタマリの中身」である。
「外見」だけじゃなく「中身」も一緒に見てみてはどうだろうか?という仮説の元、色々検証している。動名詞を例にとると、
★ 動名詞
He is good at [doing his job].
外見 : [ ] のカタマリ全体 (doing his job) として考えれば名詞の働き
中身 : [ ] の中では doing は 動詞の働き
こんな感じで、カタマリの外見と中身で品詞の役割が違っていることがある。他の文法にもこのようなものがあると思うので、さらに正確に選択肢の中から当てられそうだ。空欄を埋めるときは、外見だけではなく中身の役割もプラスして考慮する必要がありそうだ。