カタマリは外見だけじゃダメ?【本日の記録】
複雑な文を読み解くカギは「外見」だけじゃダメなの?
複雑な英語の構造を読み解くカギとして「カタマリを捉える」というのがある。確かに有効な方法ではあるが、もう一歩のところで間違えるというのがたまにあった。
もしかしたら、この方法だけでは足りず「もう一段階踏み込む」ことが必要なのではないかと思った。そこで注目したのが「カタマリの中身」である。
「外見」だけじゃなく「中身」も一緒に見てみてはどうだろうか?という仮説の元、色々検証している。動名詞を例にとると、
★ 動名詞
He is good at [doing his job].
外見 : [ ] のカタマリ全体 (doing his job) として考えれば名詞の働き
中身 : [ ] の中では doing は 動詞の働き
こんな感じで、カタマリの外見と中身で品詞の役割が違っていることがある。他の文法にもこのようなものがあると思うので、さらに正確に選択肢の中から当てられそうだ。空欄を埋めるときは、外見だけではなく中身の役割もプラスして考慮する必要がありそうだ。
記録
★ abceed Part 5
今日のハイライト(よかったこと)
- 複合関係詞 (-ever) を選ぶ問題で、文の構造やカタマリの外見と中身を考慮して選択肢の中から正しく選ぶことが出来た。
※ 複合関係詞に関する関連記事
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反省点・気づいたこと
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カタマリの外見だけで選択肢を当てはめるクセが時々ある。動名詞や分詞等、カタマリの外見と中身を総合的に判断するのはかなり多く、文構造を正確に把握するためには必要なので特に注意する。
本日の学び
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動名詞 は、カタマリの外見では名詞として働くが、中身では動詞として働く
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再帰代名詞は、意味を強める語(名詞、代名詞)の直後に置くのが原則だが、文末に置いて使うこともある
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分詞(現在分詞) は、カタマリの外見では形容詞として働くが、中身では動詞として働く
本日の単熟語/コロケーション
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tenant : 入居者
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those who ~ : ~な人々
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proliferation : 拡散
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arbitrarily : 任意に、独断的に、勝手に
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industrial sector : 産業部門、工業部門
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deterioration : 悪化、劣化
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with A ~ing : A が ~ なので